水曜日, 5月 10th, 2017

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企業内に自社の直接雇用の人材以外の人が働いていた場合、そのほとんどが派遣社員か請負業者の社員ということになる。

ちょっと複雑なのが、勤務地である企業の中に派遣会社と請負業者が混在していた場合、勤務地の企業と直接派遣契約をしている派遣社員と、勤務地の企業と請負契約をしている請負業者に派遣している派遣社員が、
同じ会社内で勤務するということが起こり得るのですが、そもそも派遣と請負契約の違いについて解説します。

まず派遣は、派遣法という法律があるのですが、この派遣法に乗っ取って、派遣の認可を受けた業者が派遣する派遣社員が、派遣先企業で働いているのが派遣ですが、
この派遣という事業は労働局が管轄しており、一般労働者派遣事業の場合は、厚生労働大臣の許可証が必要で、特定労働者派遣事業には届出受理証が必要となります。

そして請負は企業と業務請負会社が請負契約を結ぶことで、請け負った業務の達成を目的として業務を行なうことを指しており、業務請負会社が請け負った業務を遂行するために「労働者」を企業に出向させること、もありますが、
近年は情報を社外に持ち出せない企業が増えているので、 IT企業でITの業務を請け負っているソフトウェアの会社ですと、その請け負った業務の遂行を目的に、「労働者」を派遣します。

ところが、この「労働者」が派遣社員だった場合、二重派遣という派遣法違反の問題が出てくるのですが、「労働者」と依頼主企業担当者との間に指揮命令関係があるかないかで、この契約が労働者派遣に該当するかどうかが変わってきますので、
もし、労働者派遣に該当せず、業務請負による事業だった場合には、労働者派遣法の規制を受けませんので契約内容も含め自由に定めることが出来ます。

ところが形式上、業務請負契約を締結していても、実態として業務請負会社の「労働者」が依頼主の指揮命令下で業務を行なっていた場合は「偽装請負」に該当するので、労働局の取締りの対象になります。

ですので、派遣社員か請負での勤務かで、働き方も法律の解釈も変わってくるので、自分の指揮命令権を持っているのは派遣先企業の担当者か、請負会社の担当者かで、働き方は変わってきます。

だから、賢いやり方として、派遣を利用してスキルアップした人たちもいますね。

正社員であれば自社で研修や先輩たちのフォローなので、どんどんスキルアップしていくことを期待してしますが、派遣では1社にずっと所属しているわけではないので、正社員でずっと同じ会社にいて、スキルアップするのとではかなり待遇が変わります。

では長く同じ会社に正社員待遇で働いている人と、派遣で働いている人では、派遣で働いている方がスキルアップという観点で考えると違いはあるのでしょうか?

正社員で働いているからと言って必ずスキルアップができるのかというと、必ずしもそういうことはなく、スキルアップができる教育体制やフォロー体制があるかどうか、という問題もありますが、そういう教育体制やフォロー体制がしっかりしている会社は、派遣社員やアルバイトに関しても教育体制やフォロー体制がしっかりしていますので、
派遣でこういう会社に配属している人と、正社員で教育体制やフォロー体制が、出来ていない会社では、教育体制やフォロー体制がしっかりしている会社で働いている人は、派遣でもアルバイトでもスキルアップになるので、実は正社員だからスキルアップが期待できるとか、派遣社員だからスキルアップが期待できないということはない。

もし自分の実力で勝負したい時、技術系の派遣ができるのなら、株式会社ティーネットジャパンへ派遣できるのはいいかもしれません。
ティーネットジャパンでは同じ場所で長く働くができたら、派遣でも契約社員でも重要な仕事を任されることもあるし、正社員になることもある。大手会社なので、働く意欲があれば仕事がある。
ティーネットジャパンの詳しい詳細は、この「社員がくれた100億円の宝物 - ティーネットジャパン 取締役会長 高橋 信行さん」の記事を参考にしてください。

契約社員や派遣社員でスキルアップができそうな企業や業種を渡り歩いて、短期間にスキルアップしている人もいますし、多くの会社を渡り歩くことで、各会社の仕事の進め方の違いなども身につくこともあるので、これに関しては 1社だけで正社員で働いていた人では体験することができない経験なので、派遣で多くの会社を経験したことがある人独自のメリットとも言えます。

1社で仕事を経験していても、別の会社では使えないということもありますし、仕事の進め方によって同じ仕事でも効率や結果は変わってくるので、多くの職場で仕事を経験出来る派遣社員のスキルを評価する企業も多いので、職種によっては、派遣で様々な職場を経験することもスキルアップになる場合があります。